板橋美波・荒井祭里組が初優勝…飛び込み日本選手権

スポーツ報知
高飛び込みで優勝した板橋美波(右)、荒井祭里

 飛び込みの日本選手権最終日が23日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、女子シンクロ高飛び込みはジャカルタ・アジア大会4位の板橋美波(18)、荒井祭里(まつり、17)=ともにJSS宝塚=組が297・24点で初優勝を飾った。

 リオ五輪高飛び込み8位の板橋は、4月に右目網膜剥離の手術を受け、両すねにも慢性的な痛みを抱える。今大会はシンクロ一本に絞ったが、試合後は痛みが悪化。表彰式後の取材も受けられないほどだった。馬淵崇英コーチ(54)は「歩けないほどの激痛。右も左も痛みが出ているが、特に右ですね」と説明。来年4月までは治療に専念させる方針。男子高飛び込みは大久保柊(しゅう、筑波大)が434・20点で、男子シンクロ高飛び込みは西田玲雄、井戸畑和馬組(大阪水泳)組が392・64点で初優勝した。

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