ウルフ、まさか3位決定戦で一本負け…日本勢メダル途切れた

スポーツ報知

◆柔道世界選手権第6日(25日、アゼルバイジャン・バクー)

 【25日=林直史】男子100キロ級で前回王者のウルフ・アロン(22)=了徳寺学園職=は準々決勝で一本負けし、3位決定戦も敗戦。日本は初日から男女とも出場選手全員がメダルを獲得していたが、15人目で途切れた。

 昨年覇者がメダルを逃した。初出場で世界王者となって以降、左膝の負傷に悩まされた。今大会は選考会をすべて欠場しながら、実績を考慮されての代表入り。「自力でつかんだ世界選手権じゃない。何としても優勝しなきゃいけなかった」。強い思いで臨んだが、故障の影響か自慢のスタミナや粘り強さを発揮できず、「こういう結果で申し訳ない」と唇をかんだ。

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