植草歩 惜敗で地元V逃す 世界選手権へ「課題を修正して2連覇を目指したい」

スポーツ報知
植草歩

◆空手 プレミアリーグ・東京大会 最終日(14日、東京武道館)

 女子組手68キロ超級決勝で、世界ランキング1位で16年世界選手権金メダリストの植草歩(JAL)はフランス選手に1―2で敗れた。残り1分15秒で先取点を奪われる展開。残り1分4秒で1―1としたが、残り12秒で勝ち越し点を奪われた。

 「攻めのパターンや攻撃の仕方をもっと工夫しないといけない」と植草。2連覇がかかる18年世界選手権(スペイン、11月)へ「課題が見つかったので、修正して2連覇を目指したい。もっと強くなって空手を盛り上げられるようにしたい」と前を向いた。

 敗戦からつかむ成長の芽もある。植草は、優勝した16年世界選手権(オーストリア)直前のプレミアリーグ(ドイツ・ハンブルク)でも、今回同様に決勝で敗れて銀メダルだった。足りない部分と向き合い、すぐに改善できたからこそ、世界女王の座を手にできた。「自分自身でしっかり考えて、2連覇へ頑張りたい」と力を込めていた。

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