レスリング「乙黒兄弟」が初の世界選手権へ出発 弟・拓斗は日本男子最年少V挑戦

スポーツ報知
レスリング世界選手権に出発した乙黒兄弟(左が兄の圭祐、右が弟の拓斗)

 レスリング世界選手権(20~28日、ハンガリー・ブダペスト)の男子フリー代表が17日、成田空港から出発した。65キロ代表の拓斗(19)と、70キロ代表の圭祐(21)=ともに山梨学院大=の乙黒兄弟が、初めての舞台で表彰台へ共闘する。

 2020年東京五輪期待の星の拓斗は、大学の監督で日本協会専務理事の高田裕司氏の20歳6か月を超える、19歳10か月での日本男子最年少優勝に挑む。「どんな選手が出てくるか分からないけど、若いので、思い切って優勝を狙っていきたい」と意気込みを語り、高田氏は「是非超えて欲しい。チャンスはある」と期待した。

 7月のプレーオフで代表切符をつかんだ圭祐は「(右足首の)けが明けで不安だったが、徐々に戻ってきている。いい状態。強い選手がいっぱいいるので、一戦必勝。一つ一つ全力で」と、静かに闘志を燃やした。

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