東京パラリンピック競技日程の大枠発表 史上最多4400人が12日間の熱戦を繰り広げる

スポーツ報知
車いすテニスの国枝慎吾

 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、都内でパラリンピック競技日程の大枠を発表した。

 開会式は20年8月25日に行われ、翌26日にはゴールボール、水泳、卓球、車いすバスケットボール、車いすフェンシング、自転車、ウィルチェアーラグビーの計7競技を実施。大会中盤の30日には18年世界選手権金メダルのウィルチェアーラグビー決勝が行われる。

 今大会から新競技として採用されるバドミントンは9月2~6日、テコンドーは9月3~5日に行われ、大会終盤を盛り上げる。5大会連続のパラ出場が内定した国枝慎吾(ユニクロ)、3大会連続出場内定の上地結衣(エイベックス)らが金メダルに挑む車いすテニスは、9月4~5日に男女決勝が行われる予定。閉幕する9月6日には、車いすバスケットボール男子決勝や、陸上の男女マラソンが実施され、大会を締める。

 組織委の森喜朗会長は「開幕から閉幕まで、全22競技がバランスよく日程が組まれ、毎日目が離せない、見どころがいっぱいのスケジュールです。世界中の皆さんに、今から大会を楽しみにしていただきたいと思います。卓越したパフォーマンスによる迫力ある試合、限界に挑む姿、大会で生み出されるドラマの一つ一つを間近に見ることは、多くの人たちが心を揺さぶられる体験になると信じています」とコメントを寄せた。

 20年東京パラリンピックは、22競技540種目が1都3県(東京、埼玉、千葉、静岡)の21会場で実施され、史上最多4400人の選手が12日間の熱戦を繰り広げる。

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