内村航平2世・北園丈琉がユース五輪から帰国 5つの金メダルは「めっちゃ重い」

スポーツ報知
ユース五輪から帰国し、5個の金メダルを披露する北園丈琉

 アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われたユース五輪で5つの金メダルを獲得した体操男子の北園丈琉(たける、16)=大阪・清風高=が21日、成田空港に帰国した。体操界の絶対王者・内村航平(29)=リンガーハット=も「日本の中心選手になると思う」と認める期待の新星は、個人総合と種目別の平行棒、つり輪、床運動、鉄棒の5種目を制し「個人総合で取るのが目標で、種目別でも金メダルを多く取れたらいいと思ってたので、目標が達成出来て良かった」と笑顔を見せた。取材後には5つのメダルを披露。「めっちゃ重いです」と笑った。

 3歳の頃に熱中していた「仮面ライダー響鬼」をマネていたことがキッカケで体操を始め、みるみる成長を遂げた。150センチと小柄ながら、6種目全てをミスなくこなす安定感が武器だ。

 憧れは内村航平で「かっこいい体操をする選手。着地をしっかり止めてくるところとか、技のさばき方を見て、あこがれます」。11月23日に行われる国内トップ12選手による個人スーパーファイナル(高崎)への出場も決定。内村はもちろん、白井健三らが集う大会で「どれくらい通用するか、しっかり確かめたい」と意気込んだ。

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