山梨学院大女子・泉主将、初の連続2冠ならず「悔しい」
スポーツ報知
7人制の点取り式団体戦で行われ、山梨学院大女子は、準決勝で東海大に0―2で敗れ、史上初の「全日本学生優勝大会」女子5人制との学生団体2年連続2冠を逃した。
前人未到の記録に挑む重圧が、選手たちの動きを強ばらせた。山部伸敏監督(49)は「実力が出し切れなかった。監督の責任ですね」と悔しさを隠さず話した。主将の78キロ級・泉真生(4年)は「優勝するつもりで来たので、悔しいとしか言えません」と涙。アジア大会(ジャカルタ)女子70キロ級女王の新添左季(4年)は一番手の先鋒(せんぽう)で出場も引き分けにとどまり「いい流れに持っていかないといけなかったが、技が効いていませんでした」と悔やんだ。
4年生にとって大学最後の団体戦が終わったが、この敗戦を糧にする。泉は「悔しさを忘れずに(11月3日開幕の)講道館杯で優勝したい」と言い切った。新添も「(11月23日開幕の)グランドスラム大阪では、優勝を目指し強気でいく」と前を向いた。
(古川 浩司)