脇本雄太、W杯で日本人初の複数金メダル「五輪のメダルに一歩近づいた」

スポーツ報知
脇本はケイリンで優勝しガッツポーズ

 自転車トラック種目のW杯今季開幕戦が20日、パリ近郊で行われ、男子ケイリンは脇本雄太(29)=日本競輪選手会=が優勝した。脇本は昨年12月のW杯第4戦(チリ・サンティアゴ)で、日本人として3人目の金メダルを獲得。日本人が同大会で複数回優勝するのは初めて。

 脇本は日本連盟を通じ「昨年12月のW杯で獲得した金メダルがまぐれじゃないと証明できてうれしかった。これで五輪のメダルに一歩近づいた」とコメントした。

 3月の世界選手権銀メダリストの河端朋之(日本競輪選手会)は10位だった。

 ◆自転車トラック種目の五輪への道 男子はケイリン、スプリント、団体追い抜きなど6種目で98人が定員。参加枠は19年世界選手権(2~3月、ポーランド)、20年世界選手権(2~3月、ドイツ)、W杯各大会、大陸別選手権の結果で得られるポイントで争い、国・地域別に配分。日本の開催国枠はない。日本のトラック種目の代表選手選考基準は現段階で未定。

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