瀬戸大也「4連覇と世界新を持って帰れるよう」チームメート長所吸収
スポーツ報知
競泳の瀬戸大也(24)=ANA=が29日、12月の世界短水路選手権(中国・杭州)などを見据えた米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿に出発。ともに合宿を張るチームメートからの“いいとこどり”で世界記録樹立の泳法を完成させるつもりだ。
世界短水路では400メートル個人メドレーで3連覇中。今回は、ライアン・ロクテ(34)=米国=の持つ世界記録(3分55秒50)更新を視野に入れ、「4連覇と世界新を持って帰れるように」と気合十分だ。
今回の合宿メンバーは、背泳ぎの入江陵介(28)=イトマン東進=、平泳ぎの渡部香生子(21)=早大=、自由形の天井翼(24)=ミキハウス=ら多士済々。「香生子ちゃんはキックとかにいいものがあるのでマネしたり、入江さんもなかなか練習できる相手ではないので、背泳ぎが少しでも強くなれば」と、個々の泳ぎの長所を吸収する。「メンバー的にはすごく充実している」と、約3週間の間にさらなるスケールアップを図る。