内村航平が種目別鉄棒で銀メダル「今できる最強の演技だった」…内村に聞く<1>

スポーツ報知
種目別鉄棒で銀メダルを獲得した内村

◆体操世界選手権 最終日(3日、カタール・ドーハ)

 種目別鉄棒の男子決勝が行われ、内村航平(29)=リンガーハット=が14・800点で銀メダルを獲得した。優勝は15・100点を出したオランダのゾンダーランドだった。内村は高さある離れ技を次々と決め、フィニッシュの着地もピタリと着地を止めた。手を大きく1回たたき、ガッツポーズ。観客の拍手に笑顔で応え、晴れやかな表情だった。

 ◇内村に聞く

 ―演技振り返って

 「得意種目なので、金メダルを取らないといけないと思った。ここが僕の仕事で、難度上げる用意もしてたけど、(ゾンダーランドには)難度を上げても勝ってなかったと思う。自分は、今できる最強の演技ができた。120%くらいやった」

 ―着地に行くまでの心境

 「止めることしか考えてないです。止めるっていうより、いや止まるっていうか、いや止まるなっていうか。リオ五輪の個人総合の(決勝最後の)鉄棒の時みたいなゾーン(に入っていた)って言うんですかね。僕はあんまりゾーンだとは思っていないですけど」

 ―9月に右足首を負傷。着地の際の痛みは?

 「めっちゃ痛かったです。もう足取れたかと思いました。(今も)痛いです。でも多分大丈夫です」

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