内村航平が東京五輪へ責任感 「お家芸としてやることやらないと」

スポーツ報知
取材に応じる内村航平

 体操男子で16年リオ五輪個人&団体金メダルの内村航平(29)=リンガーハット=が12日、都内で取材に応じた。3日に終了した世界選手権(カタール・ドーハ)では、団体で銅メダルと種目別鉄棒で銀メダルを獲得。改めて振り返り「やっぱりロシアと中国が想像してたちょっと上を行ってた印象。日本としては、やってることは間違いではないんですけど、ちょっとやり方を変えていかないといけないのかなって思った」と、話した。自身は世界選手権で今季の全試合が終了。1年を総括すると、「すごい良かったときと、すごい悪かったっていうのが1年通してあった。やっぱり小さいけがも含め、けががすごい多かったシーズンだった」という。

 20年東京五輪までは残り2年を切っている。体操界の活躍は他競技にも大きな影響を与えると考える内村は「リオ五輪で最多メダル数(41個)を取って、逆に次、自国開催でそれを超えなきゃ行けないっていうプレッシャーもある。序盤に始まる柔道、水泳、体操は、やっぱり(日本の)お家芸としてやることやらないと本当に後が続かないんじゃないかなっていう不安は多少ある。引っ張ってやっていかないと」と語った。

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