植草歩 世界選手権V逸から再出発誓う 12月全日本選手権で4連覇へ

スポーツ報知
世界選手権から帰国した空手女子組手の植草歩は、個人#団体の銀メダルを手に笑顔

 空手の世界選手権(マドリード)に参戦した日本代表が13日、羽田空港に帰国した。女子組手68キロ超級で銀メダルとなり2連覇を逃した植草歩(JAL)は「負けた後はふがいない気持ちでいっぱい。重い負けがドスンときた感じでどうしたら良いか分からなかったけど、(今は)気持ちは整理できた。先の先をとるのが得意なのに雑になったのが反省。一から基礎をやり直したい」と前を向いた。

 ギリシャ選手に0―3で敗れた決勝では、上段への蹴りが惜しくもポイントと判定されない場面もあった。「脚の巻き込みや、足の指先まで相手に近づけられなかった部分を見直したい。蹴り技も突き技も、中段以外のバリエーションを増やさないと」と課題を挙げた植草。4連覇に挑む全日本選手権(12月)へ「4連覇は女性の組手選手では初になるので、とりにいきたいなと思う。多くの人に感動を与える試合にしたい」と前を向いた。

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