神野大地も絶賛!「NB HANZO V2」でMGC出場権狙う

スポーツ報知

 5月にプロランナーに転向した箱根駅伝3代目“山の神”の神野大地(25)が16日、契約するニューバランスの新商品発表会見に出席した。新作シューズ「NB HANZO V2」はシューズ職人・三村仁司氏(70)とニューバランスが共同開発。「このシューズの力も借りて目標を達成したい」と東京五輪代表選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権獲得を目指して12月の福岡国際に挑む。

 三村氏が手がける「ミムラボ」モデルは、これまで一部のエリートランナーしか履くことができなかった。しかし、新作シューズは三村氏の職人として作り上げた数十万人にのぼる足型を鋳型に作成。市販品でありながら、「ミムラボ」モデルと同じようなフィッティングを実現した。三村氏は「足は第二の心臓。練習しやすく、試合で結果も出る。そして、ケガなく継続して練習できるものを求めた。やっとできました」と自信を見せた。

 神野は青学大時から三村氏が作ったシューズを愛用。新作シューズについても「きめ細やかで繊細。それでいてフィット感や反発性も良かった。もちろん自分も履きますし、多くの人に履いて欲しい」と太鼓判を押す。12月の福岡国際には前日本記録保持者・設楽悠太(26)=ホンダ=や公務員ランナー・川内優輝(31)=埼玉県庁=も出場するが「(MGC出場権を)絶対獲取りたい。記録よりも、出るからには誰にも負けたくない」と強気。新たな武器を手に、高みを目指す。

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