白井健三、多数誘い断り大学院進学「勉強したい」

スポーツ報知
白井健三

 3日に閉幕した世界選手権から帰国後、白井は大学院への進学を決意した。多数の企業や体操クラブから誘いはあったものの、「多方面からスポーツにつながることを学びたい。今は勉強したい思いが強い」。2016年リオ五輪2冠の内村航平(29)=リンガーハット=のように、プロになる選択肢について問われると、「自分は一歩一歩進むタイプなので、一段一段上っていきたい」と説明した。

 この日で大学の体操競技部としての4年間を締めくくった。得意の床運動では圧巻の15点台、苦手だった鉄棒でも14点台をマークし、キャプテンとしてチームをけん引。優勝を逃すも、「理想の試合ができた。最後は(さみしさで)心が乱れてしまった。大学では人間性の部分で成長できた」と、充実感をにじませた。

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