柔道イタリア代表を藤枝市の小学生が「おもてなし」

スポーツ報知
給食を食べながらの交流を楽しむ3選手

 18年世界ジュニア66キロ級優勝のマヌエル・ロンバルド(19)ら、柔道のイタリア代表男子3選手が27日、静岡県藤枝市の稲葉小学校を訪問。子どもたちから国旗を振っての熱烈な歓迎を受けると、教室で5年生と一緒に給食を食べ、体育館で柔道のデモンストレーションを見せるなど交流した。

 イタリアの柔道チームは2020年東京五輪の事前合宿を藤枝市で予定しており、現在13選手が強化合宿中。来校した3選手は、給食の「きのことニョッキのクリーム煮」などを笑顔で食べ、「おいしい」と喜んだ。生徒たちの質問には「日本のマンガが好き。ワンピースとかドラゴンボールとか」「ラーメンも好きだ」「学校で靴を脱ぐことにビックリしたよ」と明るく回答。イタリアのお勧めの観光地を聞かれ、今年の欧州選手権66キロ級銀メダルのマッテオ・メドヴェス(24)は「ベネチアはワインがおいしい。みんなが大人になったら来てね」と笑わせた。

 最後は全員で記念撮影。和田蒼斗くん(5年)は選手から「グラッツィェ」とイタリア語で書かれたお礼のメッセージを受け取り、「うれしい。3人とも体が大きかったです」と感激していた。

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