競泳・ロンドン、リオ五輪代表の松本弥生が現役復帰、東京五輪へ「ヤバババーン」

スポーツ報知
松本弥生

 競泳のロンドン、リオ五輪代表・松本弥生(28)が3日、現役復帰し東京五輪を目指すことを発表した。

 リオ五輪後、競技を離れていた松本はこの日、自身のツイッターで「ご報告 リオ五輪後に長期休養を宣言しましたが、現役復帰する事にしました!」と宣言。

 さらに「株式会社ミクシィの、XFLAG所属選手として全面的にサポートして頂く事になりました。ヤバババーンです。また競泳選手として頑張って行く覚悟ができました。これからも応援して頂けると幸いです!」と所属先の移籍も同時に発表した。復帰試合は決まってないというが、池江璃花子(18)を育てた村上二美也コーチのもとで練習を再開。「東京五輪に向け、最高の環境が整いました。夢を追う事に年齢は関係ありません。自分がどこまで出来るのか、今はワクワクした気持ちしかないです」と2020年に向け決意をつづった。

 サッカーのFC東京やバスケットBリーグの千葉ジェッツをスポンサードするXFLAGはこの日、同社初の個人スポンサードとして松本とスケートボード・堀米雄斗(19)、BMX・内野洋平(36)の3人の契約を発表。松本は「もう一度競技者としてやっていこうと決めてから、所属先を探しながら練習を再開し、毎日が不安でいっぱいでしたが、今回ご縁をいただき非常に心強く感じています。そして、これから夢を一緒に追っていただけるということに感謝しかありません」とコメントした。

 さらにマネジメント業務はテコテックが行うことも発表。こちらでは「リオ五輪が終わった時、またあと4年間頑張り続ける覚悟が持てなかったことで、一度競技を離れることを決意しました。引退も考えました。ただ、自国開催である、東京オリンピックがずっと心残りで、『引退します』が言えませんでした」と告白。「自分の人生に後悔をしたくない。それならどんな結果になろうと、納得のいくまで挑戦した方がいい。何度も気持ちは揺れ、覚悟を持てませんでしたが、やっと、今また、オリンピックを目指す覚悟を持つことができました」と決意を述べた。

 松本は、2012年ロンドン五輪で400メートル自由形リレーで44年ぶり決勝進出の快挙を果たし7位入賞。16年リオ五輪でも同種目8位に入賞している。

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