フェンシング東姉妹の妹・晟良が大逆転でV2!
スポーツ報知
◆フェンシング全日本選手権 個人戦決勝(9日・東京グローブ座)
女子フルーレ決勝は昨年史上最年少優勝を果たした東晟良(せら、19)=日体大=が逆転で14―9で制し、連覇を達成した。第1ラウンドは17歳の上野優佳(星槎国際高)に2―6とリードを許す苦しい展開。しかし、第2Rに入ると怒とうの8連続得点でひっくり返し、地力の差を見せて突き放した。優勝の瞬間は1歳上の姉でフェンシング選手の莉央(日体大)と抱き合って喜んだ。
「めちゃうれしい。まさか連覇できるとは思っていなかった。あきらめずに戦ってよかった」。独特のグローブ座の雰囲気には「もっと倍ぐらい(観客の)人数がいると思っていた」と答えて笑いを誘った。