東京国際大“三度目の正直”の箱根シードへ仕上がり順調 坂戸キャンパスで練習公開

スポーツ報知
箱根駅伝に向けて練習する東京国際大の選手

 19年箱根駅伝で初のシード権獲得を目指す東京国際大が13日、埼玉・坂戸市内で練習を公開した。1万メートル上位10人の平均タイムは、全体8番目。10位以内に十分手が届く戦力が整っている。大志田秀次監督(56)は「思ったように区間配置ができて、思ったように走ってくれれば、駅伝の中で勝負ができると思う」。浦馬場裕也主将(4年)も「夏は今までで1番走り込んできた自信がある。今までは『まずは(箱根に)出よう』という戦いだったけど、今回は出るだけでは満足しない。結果を残して、ステップアップしたい」と力を込めた。

 箱根シード権の先を見据えている。今大会のシード10校は、19年秋の出雲駅伝に出場する権利を得られる。過去2度の箱根駅伝以外は、いわゆる“学生3大駅伝”の出場経験がない。浦馬場主将は「出雲や全日本に出たい選手は多い。4年生としては、そこ(出雲駅伝の出場権)を残していきたいと思う」。3年生エースの伊藤達彦も「3大駅伝出場は目標にしてきた。今回シードじゃないと、出雲には出られない」と来季を見据え、快走で貢献を約束していた。

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