山県亮太、来季はドーハからドーハへ弾み 日本陸連年間表彰式

スポーツ報知
表彰される山縣亮太(左)

 陸上の16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの山県亮太(セイコー)が17日、都内で日本陸連の年間表彰式に出席。今季の日本グランプリシリーズ優勝者として表彰され「この賞を励みにして、世界のトップへ向かっていきたい」と思いを新たにした。

 来季は4月のアジア選手権(ドーハ)が最初の山。9~10月のドーハ世界陸上と同所開催とあって「非常に狙っている大会。世陸を考えても、会場のイメージをつかむ重要な試合になる」と位置づけている。

 この日の日本陸連理事会では、19年ドーハ世界陸上の選考要項も決まった。山県は今年9月の全日本実業団対抗で10秒01をマークし、既に国際陸連(IAAF)が定める参加標準記録(10秒10)を突破済み。来年6月の日本選手権(福岡)で優勝すれば、代表即時内定を得られることになった。「どうやったら(10秒の)壁を突破できるか、具体的にイメージしないといけない。まずはけがをせず、日々練習していきたい」と見据えていた。

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