【箱根駅伝】スタート直後に転倒の大東大、3区で無念の繰り上げスタート

スポーツ報知
スタート直後に転倒した大東大1区の新井康平(左)は涙ながらにタスキを川澄克弥に渡す

◆報知新聞社後援 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

  第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催。2日の往路(5区間107・5キロ)が定刻の午前8時にスタートした。

 1区でいきなりアクシデントが発生。わずか200メートル地点で大東大の新井康平(4年)が転倒し、足を路面に激しく打ちつけた。顔をしかめ、足を引きずりながら必死に最後尾から集団を追走した。

 新井は徐々に遅れ始め、再び苦悶の表情で走った。最後は力を振り絞って大手町・読売新聞東京本社から鶴見中継所の21.3キロを走り抜き、2区の川澄克弥(3区)にトップから8分40秒差でたすきをつないだ。中継所で新井はすぐにアイシングなど治療を受け「痛い痛い」と口にしていた。戸塚中継所では12分31秒遅れ(10分で繰り上げスタート)、3区の斎藤諒が無念の繰り上げスタートとなった。

 

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