「負けた人の気持ち分かった。リオ銀で一番成長した」沙保里さんに聞く

2019年1月11日6時10分  スポーツ報知
  • 笑顔で質問に答える吉田沙保里

 レスリング女子で五輪3連覇、世界選手権を合わせて16大会連続世界一の偉業を果たし、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36)が10日、都内で引退会見を開いた。本業のレスリング指導に加え、女性としての幸せを勝ち取る決意を口にした。バラエティー番組での活躍にも意欲を見せた。

 ◆沙保里さんに聞く

 ―引退の決断について。

 「次は東京五輪に出たいという思いはあった。父が生前『引き際は大事。勝って終わることは大事』と言っていた。たくさんの方に『金を目指してほしい』と言われ、迷ってここまできた。若い選手が世界で活躍する姿に、この子たちにバトンタッチしてもいいのかなと思った」

 ―印象深いメダルは。

 「最後のリオ五輪。初めて2番目の表彰台に立ち、負けた人はこういう気持ちだったんだな、と。リオのメダルが私を一番成長させてくれた」

 ―吉田沙保里の強さとは。

 「幼いころに父にたたきこまれたタックルを信じて相手を倒してきた。期待されることがパワーになった」

 ―体力の衰えや技の衰えを感じたことは。

 「年をとって(いろんな面が)衰えていく中で『本気になったら』という思いはあったが、最後は気持ちがついていかなくなった」

 ―今年は参院選。政治に関心は。

 「まったくございません」

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