天国の父・栄勝さんも「よく頑張ったと」兄「すごい妹」母「親孝行」…沙保里さん引退

2019年1月11日6時10分  スポーツ報知
  • 13年、父・栄勝さんと一緒にピースサインで記念撮影する吉田沙保里さん

 レスリング女子で五輪3連覇、世界選手権を合わせて16大会連続世界一の偉業を果たし、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36)が10日、都内で引退会見を開いた。本業のレスリング指導に加え、女性としての幸せを勝ち取る決意を口にした。バラエティー番組での活躍にも意欲を見せた。

 吉田さんは高速タックルを伝授した元全日本王者の父・栄勝さんについて「よく頑張った、と天国から言ってくれていると思う」と、思いを口にした。母の幸代さん(64)と兄の栄利(ひでとし)さん(38)も会見し、幸代さんは栄勝さんの仏前に「長い間頑張ってきたから、もういいよね」と話してきたという。「霊長類最強女子」という娘の代名詞について「霊長類最強=ゴリラみたいな感じで、女性ですので、親としては『え~っ』という感じでしたけど、後から考えたら感謝かなと思います」と、笑みをのぞかせた。

 栄利さんもレスリングで五輪を目指したがかなわず、夢を妹に託してきた。「父がやってきたことを受け継いでくれて、本当によかった。会見でしゃべっているのを見て、すごい妹なんだな、と」。最後に幸代さんが、33年間を万感を込めて振り返った。「長いようで短く、あっという間。五輪、世界選手権、いろんな場所に連れていってくれて、本当に親孝行だった」

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