内村航平、強敵の「強さ吸収」日本代表・中国合同合宿

スポーツ報知
体操男子の日本代表合宿を終えて、取材に応じる内村航平

 体操男子の日本代表合宿が13日、都内で行われ、10月の世界選手権(ドイツ・シュツットガルト)での団体金メダル奪還に向け、日本協会の水鳥寿思男子強化本部長(38)は“強化改革3本柱”を掲げた。採点ルールが昨年から変更され、よりEスコア(出来栄え点)が厳しく評価される傾向に。そこで「基本的な部分を徹底したい」と、改めて美しい体操を確立させるため、新たな強化策に着手する。

 まず、18年世界選手権団体金メダルの中国との合同合宿(1月下旬から)。「強さを吸収したい」という内村航平(30)=リンガーハット=も「(中国の強さは)謎が多い。強さを聞きたいというよりは、見てきたい」と語った。2つ目は同大会銀のロシア流導入。ロシアが武器とする力強さを取り入れるため、同国選手の映像を見ながら講習会を実施する。そして3つ目が他種目からの刺激。今後、新体操の強化本部から美しい演技の基礎を学ぶという。

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