お昼寝タイムで息もバッチリ! 昨年Vの森薗政崇、伊藤美誠組が8強入り

スポーツ報知
混合ダブルス4回戦に勝利した森薗政崇、伊藤美誠組

◆卓球 全日本選手権第2日(15日・丸善インテックアリーナ大阪)

 混合ダブルスで昨年優勝を飾った森薗政崇(岡山リベッツ)、伊藤美誠(スターツ)組が2連勝し、8強入りを決めた。正午前に開始された3回戦でストレート勝ちすると、その後行われた4回戦でも相手を寄せ付けず3―0で快勝。伊藤は勝利の要因として「睡眠」を挙げた。

 3回戦が終わり、4回戦が始まるまでに約6時間半の時間があった。普段は試合時間がそこまで空くことはほとんどないため「まず体調面を気にして、休憩をすごく取りました。なので2試合目は良い形から入れました」。体調面にいつも以上に気を遣い“お昼寝タイム”をつくったことを明かした。

 すると隣で聞いていた森薗が「10分ぐらい寝るのかな? と思ったら、タオルかぶって45分近く寝ていたんですよ。熟睡していました。寝過ぎだろって」と暴露。さらに「その間に僕はアップして疲れちゃって、2試合目の出だしあんまり良くかったので、次は美誠を見習ってもう少し休みたいなと思います」と話し、報道陣の笑いを誘った。

 2連覇へ向けて、16日には準々決勝を控える。この日は隣のコートで張本智和、長崎美柚ペアが同じく4回戦を勝利した。同ペアとは決勝まで当たらない組み合わせだが、伊藤は「張本君と大きな大会で試合をしたことないので、戦ってみたい」と対戦を熱望。森薗も「(張本に)昨年のシングルスの準決勝で0―4のチャンスなしでやられているので、今回は美誠の力も借りながらリベンジできたらいいなと思います」と力を込めた。

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