18歳・上山キアヌ久里朱、東京へカノアの「ライバルに」…サーフィン世界ジュニア金

スポーツ報知
東京五輪への意欲を明かした上山キアヌ久里朱

 日本サーフィン連盟は13日、神奈川・横浜市で20年東京五輪に向けた強化計画を発表した。昨年の世界ジュニア選手権男子18歳以下の部で金メダルに輝いた上山キアヌ久里朱(くりす、18)も同席し、東京五輪への意欲を表明。世界最高峰のチャンピオンシップツアーで活躍する五十嵐カノア(21)=木下グループ=が抜きんでているが「まだ雲の上の存在ですが、今年もっとうまくなってライバルに上り詰めたい」と決意を込めた。

 米ハワイで生まれ、大阪で育った上山は10歳でサーフィンを始め、練習拠点を求め中学2年で徳島に移り住んだ。母・佳子さんが米俳優のキアヌ・リーブスのファンだったことから「キアヌ」のミドルネームを持ち、連盟の期待も高いホープは「ジャパンオープンで優勝して、世界選手権も勝ちたい」。まずは五輪代表選考に関わり、世界選手権に相当する9月のワールドゲームズ(宮崎)の代表入りを目指す。(林 直史)

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