萩野公介、200個人メドレーも棄権 検査結果は異常なし

スポーツ報知
欠場の萩野が書き残した池江への応援メッセージ

◆競泳 コナミオープン最終日(17日・千葉県国際総合水泳場)

 女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(23)=イトマン東進=が2分9秒91で制し、400メートル個人メドレーとの2冠を達成。女子のMVPに輝いた。男子400メートル自由形では、白血病で闘病中の池江璃花子(18)=ルネサンス=と今春から日大でチームメートとなる吉田啓祐(18)=日大豊山高=が3分52秒00で優勝。スイマーたちが、それぞれの形でエールを届けた。

 リオ五輪400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=は、この日エントリーしていた200メートル個人メドレーを棄権した。

 16日は400メートル個人メドレー予選に出場し、4分23秒66と自らの日本記録から17秒61も遅れるタイムで全体7位。体調不良も訴えたため、決勝を棄権し、同日中に都内の病院で検査を行ったが、幸い異常は見られなかったという。指導する日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC、55)「どこか悪いところがあるというより、悪いところがないのを確認してほしかった」と安堵(あんど)の表情だった。

 19日から恒例のスペインでの強化合宿を予定していたが、平井HCは「私の中では白紙」としていた。18日までに改めて話し合いを行い、遅れて合流するなどの選択肢も含めて検討する。

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