吉田沙保里さん、一二三&詩に五輪金へ金言「最後は気持ち」

スポーツ報知
授賞式で白クマのぬいぐるみを手に笑顔を見せる(左から)吉田さん、阿部詩、阿部一二三

 女子レスリング世界大会16連覇の吉田沙保里さん(36)が17日、都内で行われたホワイトベア・スポーツ賞の授賞式に出席。柔道世界選手権覇者の男子66キロ級・阿部一二三(21)=日体大=、女子52キロ級・阿部詩(18)=兵庫・夙川学院高=の兄妹に20年東京五輪への金言を授けた。

 霊長類最強女子は「最後は気持ち。心技体で心の部分が一番鍛えにくい。気持ちが強くないとだめ」とメンタルの大切さを力説した。8月の世界選手権で3連覇を目指す一二三は「連覇をしたことで、16連覇がいかにすごいかわかる。僕もそれくらいの選手になりたい」と刺激を受けていた。妹の詩は「憧れている選手は吉田さん。追われる立場になっても勝ち続ける強さがすごい」と目を輝かせていた。

 ◆池江にもエール「しっかり治して」 〇…池江と対談したことがある吉田さんは「命が一番大切。白血病をしっかり治してほしいと願うだけ。治してまた頑張っている姿を見られたらうれしいなと思っています」と思いを口にした。池江と同い年の阿部詩は「早く元気になって、元気な姿を周りの人に見せてほしいです」と話した。

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