芳田司「松本薫さんを目標としてやってきた。超えたい存在」

スポーツ報知
GSデュッセルドルフ大会に向けて出発した芳田

 柔道のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(22~24日・ドイツ)に出場する日本代表が18日、成田空港から出発した。女子57キロ級世界女王の芳田司(23)=コマツ=は、同階級2012年ロンドン五輪金メダリストの松本薫さん(31)の引退について「正直、松本選手と試合をしたかったな、という思いはあります。少し残念というか、1回試合をさせてもらいたかったなという気持ち」と寂しがった。

 「一ファンでもある」という憧れの先輩の分も、東京五輪まで日本の57キロ級を引っ張っていく覚悟だ。「松本選手を目標としてやってきた。超えたい存在でもあります」と口にした。

 “野獣超え”へ、自身のキャラについても模索中だ。「キャラが濃すぎるじゃないですか、松本先輩が。そこも考えますよね。私はそんなに気迫とか感情が表に出ないタイプ。私のカラーはなんだろうなって、いつも考えているんですけど…」と頭を悩ませていた。

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