池江璃花子「しんどい」…「でも負けたくない」21日ぶりツイート

スポーツ報知
池江璃花子

 白血病で闘病中の競泳女子のエース・池江璃花子(18)=ルネサンス=が6日、2月13日以来21日ぶりに自身のツイッターを更新し、闘病の現状をつづった。

 池江はこの日の午後6時過ぎにツイッターを更新。

 「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」

と、闘病のつらさを率直に告白するとともに、病に立ち向かう決意を55文字の中に込めた。

 2月12日に、自身のSNSで白血病を公表した。以降は入院して治療に専念しているとみられ、5日に行われた東京・淑徳巣鴨高の卒業式も欠席した。当初は詳しい検査結果が判明するまで2~3週間かかる見通しとされていた。現時点で病名は公にはなっていないが、白血病の治療には副作用を伴うことがある。

 2月13日には「競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたい。神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。必ず戻ってきます」とつづっていた池江。ツイッターには、各方面から「絶対乗り越えられる」「応援してます」という励ましの声が続々と届いた。

 ◆19年の池江璃花子

 ▽1月13日 三菱養和スプリント競技大会でシーズン初戦。得意の100メートルバタフライのみの出場で1分0秒41(自己ベスト56秒08)。「体が重く、自分でもビックリするくらい遅かった」

 ▽同18日 オーストラリア・ゴールドコースト合宿入り。「スプリントと持久力を上げたい」と2月10日までの合宿を開始。

 ▽2月4日 調子が上がらず、ゴールドコーストの日本人医療センターで心電図と血液検査。

 ▽同6日 検査結果が出て医師に帰国しての再検査をすすめられる。

 ▽同8日 朝、羽田空港に帰国。夜には病院で検査を受け、白血病であることが判明し、そのまま入院。

 ▽同12日 病名が白血病であることを自身のツイッターで公表。本格的な治療を開始。

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