川内優輝にスポンサー契約オファー 「あいおいニッセイ同和損害保険」4月以降交渉

スポーツ報知
川内優輝

◆MGCシリーズ最終戦 びわ湖毎日マラソン(10日、滋賀・皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 ドーハ世界陸上(9月27日開幕)代表選考会を兼ねて行われ、公務員ラストマラソンの川内優輝(32)=埼玉県庁=が2時間9分21秒で日本人2位の8位。東京五輪につながるMGCより出場を熱望する世陸の代表入りが確実となった。4月からプロ転向する川内に対し、損害保険大手の「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」がスポンサー契約のオファーを出していることが判明。4月以降に細部の交渉を行う見込みだ。(雨、気温11度、湿度87%、北東の風1・6メートル=スタート時)

 プロ転向する川内に「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」がスポンサー契約のオファーを出していることが分かった。数多くのレースに出場し、老若男女問わず愛される最強ランナー。契約内容は未定で4月以降に細部の交渉を行う見込みだ。

 同社は川内が第1回からゲストランナーとして出場している「川内の郷かえるマラソン」(福島県双葉郡川内村)に協賛。大会をきっかけに人間性を高く評価し、今回のオファーに至った。4月15日にプロ転向初戦となるボストンマラソンに前年覇者として出場。同30日に開催される第4回「川内の郷かえるマラソン」に母・美加さん、プロランナーの次弟・鮮輝(28)、久喜市議会議員の末弟・鴻輝さん(26)とともに参戦する。

 プロランナーとしての最大目標を「21年ユージーン世界陸上(米国)」とする32歳。レース後に「4月以降のユニホームは?」と問われると「4月以降に会見しますので」と慎重に答えた。24日には公務員ラストレースとなる地元の久喜マラソン(ハーフ)に出場予定だ。

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