オリンピック聖火リレーエンブレム発表…聖火、日本到着まであと1年

スポーツ報知
東京2020オリンピック聖火リレーエンブレム(C)Tokyo 2020

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、五輪聖火リレーのエンブレムを発表した。

 ギリシャで採火された聖火が宮城・航空自衛隊松島基地に到着する1年前となるこの日、発表されたエンブレムは東京2020大会ブランドの一貫性を保ち、ファミリーであることを示すもので、大会エンブレムを起点にデザインされた。大会エンブレムのエレメントを炎に見立て、浮世絵の技法である「拭きぼかし」を使い、日本らしさを表現。日本の伝統色である朱と大地を連想させる黄土(おうど)で構成されており、「支えあい」「認めあい」「高めあう」心を表しているという。エンブレムを起点にデザイン展開もされ、のぼりなども作られる。

 聖火リレーは来年3月12日にオリンピア市で採火式が行われ、同19日に首都アテネから日本に向けて出発。同20日に宮城に到着、「復興の火」として東日本大震災で大きな被害を受けた宮城、岩手、福島各県で2日ずつ展示される。同26日から聖火リレーがスタート。47都道府県を121日かけて回る予定。

 リレーは一つの市区町村内で行い、終了後に次の市区町村へ車両移動する方式.リレーは1人で行い、1日あたり80~90人。聖火リレーのルートに関しては夏頃に発表を予定しており、ランナーの公募も夏頃となる。

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