箱根2位の東洋大6区で逆転された今西「人間じゃねえ」 青学大・小野田にリベンジ誓う

2018年1月15日15時24分  スポーツ報知
  • 6区を走った東洋大・今西駿介(2年)は来季のリベンジを誓った

 箱根駅伝(2、3日)で3年連続2位、10年連続3位以内となった東洋大が15日、東京・文京区の白山キャンパスで報告会を行い、6区で青学大の小野田勇次(3年)に逆転され、首位を奪われた今西駿介(2年)が雪辱を誓った。

 往路は東洋大が4年ぶりに制覇。6区の今西は、2位の青学大に36秒差のトップで復路スタートの箱根町・芦ノ湖をスタートしたが、15キロで小野田に追いつかれ、小田原中継所では逆に52秒の大差をつけられた。レース後「人間じゃねえ、あれ(小野田)」と思わず漏らした言葉は大きな反響を呼んだ。

 「(残り3キロの)平地部分なら、もう少しで抵抗できたと思うが、下りの走りのスピードがまるで違った」と振り返る。初出場の今西は59分31秒の区間5位と健闘したが、歴代2位の58分3秒の好記録で区間賞を獲得した小野田には1分28秒も負けた。「今回の経験を生かし、来年は58分30秒以内で走りたい。僕が小野田さんとの差を30秒以内に抑え“人間同士の争い”に持ち込めば、東洋大が勝てると思います。次こそ優勝に貢献したい」と今西は意欲をみなぎらせた。

 約300人の学生、教員、職員が集まった報告会では新チームの体制が発表された。主将は昨年10月に就任した小笹椋(3年)が引き続き、務める。副将には3区区間賞のエース山本修二(3年)が就任。1年時から主力を担う山本は「箱根駅伝では3年連続で銀メダル。来年は金メダルを目指します」と優勝への意気込みを明かした。エースとしてレベルアップを図るために熊日30キロロードレース(2月18日)に初挑戦する。「目標は高く持って、東洋大先輩の服部勇馬さん(現トヨタ自動車)の日本学生記録(1時間28分52秒)です。ここで結果を残したら、来年2月の東京マラソンに挑戦したい」と野望を明かした。

 箱根駅伝4連覇を果たした王者、青学大の対抗一番手は、やはり東洋大。酒井俊幸監督(41)は「下馬評が低い中、往路優勝、総合2位と頑張った選手たちを評価したい。来季は『鉄紺の逆襲』という言葉を掲げてやっていきます。来季は勝たなければならない」と次回大会で5年ぶりの王座奪還を誓った。今回出場メンバー中、唯一の4年生となった9区3位の小早川健は「来季は青学大より東洋大の方が強いと思う。優勝できると信じています」と後輩たちに最後のエールを送った。

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