【箱根への道】東洋大OB・木田貴大、同級生・設楽悠太の活躍に刺激「僕のやれることを全力で」

2018年3月14日15時21分  スポーツ報知

 同級生の活躍に刺激を受けた。東洋大OBの木田貴大(26)=コモディイイダ=は「まだまだ自分もこんなんじゃ、いけないなって思います」。東京マラソンで2時間6分11秒の日本新記録を樹立し、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した設楽悠太(26)=ホンダ=とは東洋大で4年間、苦楽をともにした仲間だ。

 高校3年時、東洋大の合宿に参加した際、設楽悠に初めて会った。「すごくシャイというか、人見知りでしたね。兄(啓太)はすぐ打ち解けて話したりしましたけど、悠太は全然」。高校、大学と常に兄の後ろを走っていた設楽悠は普段も控えめだったという。ただ、仲間を大切に思う気持ちは強かった。「よく設楽兄弟と(自身の)3人で行動していたんですが、ファンの子が来ると、僕がカメラマン役になるんですよ。でも悠太が『木田も一緒に』ってカメラ持とうとするんです」。“応援してくれる人のために走る”がモットーの設楽悠からは、一緒に走ってきた仲間をかけがえなく思う気持ちが伝わってきた。

 刺激を受けながらも同じ実業団ランナーとしては、負けていられない。「マラソンでは正直、かなわないなってところもありますけど、僕には僕のやれることを全力でやっていく」。目標はチーム初のニューイヤー駅伝出場。歴史を変えた仲間の力走を胸に、ひた走る。(太田 涼)

 ◆木田 貴大(きだ・たかひろ)1991年4月30日、福島・白河市生まれ。26歳。白河南部中1年で陸上を始め、3年時に都道府県駅伝6区22位。学法石川高に進み、3年時に5000メートルで全国高校総体に出場。東洋大では2012年に箱根メンバーに選ばれるも出番はなし。高校、大学の7年間、酒井俊幸監督(41)の指導を受けた。卒業後はコモディイイダへ。自己ベストは1500メートルが3分51秒03、5000メートルが14分09秒03。160センチ、47キロ。

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