明大・岩本&飯田、箱根へ地元・焼津路で快走誓う「結果を出して親に恩返ししたい」

2018年4月6日8時0分  スポーツ報知
  • 地元の静岡で快走を誓った明大の岩本(右)と飯田

 焼津みなとマラソン(焼津新港発着、報知新聞社静岡支局後援)が8日に行われる。各校2人以上3人以内でハーフマラソンを走り、上位記録者2人の合計記録で争う大学対抗ペアマラソンに、明大から浜松日体高出身の岩本隼弥(4年)と飯田晃大(2年)が出場する。箱根駅伝の予選会メンバー入りから本番出場を狙っている先輩後輩コンビが、地元で存在をアピールする。

 明大の浜松日体OBコンビが、地元での大会で飛躍のきっかけを作る。岩本と飯田が、早くも今秋の箱根予選会を目指して焼津路を快走する。「メンバーに入るには長い距離を踏めないといけない。地元でいいレースをしたい」出場を直談判した2人が声をそろえた。

 特に、4年生になった岩本は崖っぷちだ。「あっという間に3年が過ぎた。今まで何もできずに歯がゆかった」1年夏にアキレス腱を痛めてから復帰しては故障の繰り返し。一時は寮を出され、アパート組に“降格”し、荒れた時期もあった。ようやく昨夏から継続して練習できるようになった。

 父・照暢さん(46)はスズキ浜松ACのコーチで、日大で4年連続して箱根を走り、社会人でも活躍したランナー。高校時代は貴重な話も「口うるさく感じて」、大学入学で自宅を出ることがうれしかった。「今は僕のために色々教えてくれていたんだ、と感謝している」最近はレース後、自分から電話してアドバイスを求めている。

 飯田は2年目の今年、巻き返しを図る。入学前から痛めたアキレス腱痛が尾を引き、「夏まで満足な練習ができなかった。同期がどんどんタイムを伸ばす中、焦りはあった」。8月から復活し、「タイムより順位を意識したい。集団から離れないようなついていく」と抱負を語った。

 昨年は予選会で落ちて箱根駅伝を走れなかった明大。名門復活には個々のレベルアップが欠かせない。岩本が「結果を出して親に恩返ししたい」と言えば、「ここをステップに秋、冬に記録を出せるようにしたい」と、飯田。港町・焼津でのレースを今後につなげる。(塩沢 武士)

 ◆岩本 隼弥(いわもと・しゅんや)1997年3月6日、横浜市生まれ、21歳。幼稚園年長のころに浜松市内に転居。入野中に入学して陸上を始めた。浜松日体高3年の県駅伝では、7区で区間賞。明大に進学。181センチ、63キロ。家族は両親と姉、弟。

 ◆飯田 晃大(いいだ・こうだい)1999年2月13日、浜松市生まれ。19歳。小5からチーム細江で陸上を始めた。浜松日体中では、全中の3000メートルに出場。市町駅伝では、浜松市西部で小6、高3の時に区間賞を175センチ、57キロ。家族は母と弟。

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