東海大・館沢、現役学生59年ぶり連覇 日本選手権男子1500メートル

2018年6月23日19時31分  スポーツ報知
  • 男子1500m決勝で優勝し、連覇達成にガッツポーズでゴールする東海大・館沢亨次(手前右)

 ◆陸上 日本選手権 第2日(23日、山口・維新みらいふスタジアム)

 男子1500メートル決勝が行われ、館沢亨次(東海大3年)が3分52秒62で連覇を果たした。現役学生の連覇は田中清司(早大、58~59年)以来59年ぶりで、史上4人目。

 王者は最後まで自分を信じた。ラスト200メートル、田母神一善(中大3年)が先頭でレースを進め逃げ切りを図るも、館沢は「スパートが自分の武器。どんなペースでも最後は勝ちきれる」。スタート位置が最も内側の1レーンで場所取りが難しい中、勝負所を見極め、日本一をつかんだ。

 2月から約2か月の米合宿では1マイル(約1609メートル)で4分1秒56の室内日本記録をマークするなど収穫も多かったが、帰国後は思ったような走りができず自信を失いかけたこともあった。「フォームを変えようとか、ピッチをもっと上げようとか、細かいことを良くしようとしてもうまくいかなくて。その中で日本人選手に負けることもあって、目の前が真っ暗になりそうでした」。それでも、「自分の陸上人生をかけて、中距離界を変えたい。世界で戦えることを証明したい」とひたすら高みを目指し、「自分にできることを今まで通り貫いていこう。きっと、レベルが上がる時に自然と内容も変わってくる」と開き直った。連覇を目指し、プレッシャーもあったが「力に変えて、挑戦できました」とチャレンジャーとして勝負に徹した。

 8月のジャカルタ・アジア大会代表に大きく前進し「もし選ばれたら、まずは決勝進出、そして入賞したい」。東海大の両角速監督(もろずみ・はやし、51)も「連覇へ向けて一つ一つ積み上げた結果。アジア大会も出場できるなら思い切って挑戦して欲しい。そして、その延長線上には日本記録(3分37秒42)も見えてくる。卒業までに狙いたい」と期待を寄せた。

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