順大・塩尻和也、唯一のオリンピアンの意地「流れ引き寄せる」

2018年12月27日6時10分  スポーツ報知
  • 順大・塩尻和也
  • 国士舘大・ライモイ・ヴィンセント
  • 東海大・館沢亨次

 金栗四三杯を狙う“いだてん”候補は王者・青学大選手だけではない。今大会メンバー唯一のオリンピアンである塩尻和也(順大4年)らも見逃せない。

 日の丸の意地を見せる。塩尻は「区間賞を取りたい。その上で流れを引き寄せるような走りができれば」と最後の箱根路へ意気込む。

 学生長距離界のエースの4年間は順風満帆だった。2年時にリオ五輪3000メートル障害代表に選出。今季は日本選手権同種目を制し、ジャカルタ・アジア大会では日本勢16年ぶりのメダルとなる銅を獲得した。日本インカレは大会新を樹立し4連覇。隙がなかった。

 だが、駅伝では悔しさも残る。特に前回の箱根では2区10位に沈み、チームも14秒差の11位とシード権を逃した。「後半にかけて失速が大きかった。最後までもたなかった」。残り3キロの上り坂で足が止まった。

 今季は3000メートル障害を中心に取り組んだことでペースの切り替えに磨きがかかり、スピード勝負でも戦える土台ができた。「誰かに負けたりすると『塩尻和也に勝った』と報道されることがあるので、簡単に負けたくない」。4年連続の花の2区で最強を証明する。

 ◆東洋大・山本、東海大・館沢、留学生の拓大・デレセ、国士舘大・ヴィンセントらも

 青学大勢、順大の塩尻以外にもMVPを狙える実力派は多い。前回3区区間賞の東洋大・山本修二(4年)は絶好調で前回以上の激走を期す。日本選手権1500メートル連覇の東海大・館沢亨次(3年)は20キロ超の箱根路でもパワフルに走る。外国人留学生も強い。拓大で初めて留学生主将となったワークナー・デレセ(4年)はもちろん、国士舘大のライモイ・ヴィンセント(1年)も好調で快走が期待できる。2人とも2区の有力な区間賞候補だ。

箱根駅伝

箱根駅伝 2018

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