ジャガー横田の夫・木下博勝氏、医師の立場から「土俵から降りて」アナウンス批判「人命よりも重いものはない」

スポーツ報知
木下博勝氏

 プロレスラーのジャガー横田(56)の夫で医師の木下博勝氏(50)が5日、自身のブログを更新。4日に京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業の土俵上で、あいさつをしていた多々見良三舞鶴市長(67)が突然倒れた際、救助のために土俵に上がった女性をとがめるアナウンスがされていたことについて「決して今回のような事はないように、医師としてもお願いしたい」と訴えた。

 「以前から、国技(本当は興行)と言われているのに男女差別に取れる事態、女性は土俵に上がれない、には疑問を持ってきました」という木下医師。「今回の事態は、医師としては人命が優先、人命よりも重いものは無いと理解しています」とつづった。

 「一方で、相撲ファンとしては、伝統を守ってきたという事実も評価の一つと考えます」としたが「伝統を考慮しても、このアナウンスは大間違いだと断言します。仮に理事長が倒れていても同じアナウンスを、したのでしょうか?」と記述。「今後もこのような事態はあり得ます。医療関係者が近くにいて人命救助をするならば、決して今回のような事はないように、医師としてもお願いしたいです」と訴えていた。

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