白鵬「自分だけの親父ではなく、モンゴル国民みんなに愛された大横綱だった」父への思いつづる

スポーツ報知
父の葬儀を終えて15日に再来日した白鵬

 16日から春巡業に再合流した大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が、16日深夜に更新した自身のブログで父への思いをつづった。

 白鵬は9日に亡くなった父・ムンフバトさん(享年76)の葬儀参列のために、モンゴルに帰国。15日に再来日し、16日に靖国神社で行われた奉納大相撲で即“職場復帰”した。

 「偉大な親父。」のタイトルで長文をつづった白鵬。父はモンゴルで年1回開かれるスポーツの祭典、ナーダムのモンゴル相撲で計6度優勝を果たした国民的英雄だった。レスリングでは64年東京大会から五輪に5大会連続で出場し、68年メキシコ大会では87キロ級で銀メダルを獲得した偉大な父の足跡を紹介した。

 「自分だけの親父ではなく モンゴル国民みんなに愛され尊敬された大横綱だったんだなと葬儀で改めて親父の偉大さを感じました」。

 また2020年の東京五輪を親父と一緒に見ようと約束していたことを明かし「東京オリンピックまで現役を続けていきたいと思っていただけに 親父の旅立ちは、無念でなりません 悲しいです 寂しいです これからゆっくりと前に進み 努力、精進し 2年後の東京オリンピック どこかで見守ってくれている親父と一緒に見れればなと思います」と思いをつづり、「また明日から引き続き春巡業がんばります。そして、夏場所もがんばります」と記した。

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