2場所連続金星の阿炎、涙もろい孝行息子

2018年7月13日5時45分  スポーツ報知
  • 鶴竜を破る金星を挙げた阿炎は笑顔で引き揚げる

 ◆大相撲名古屋場所5日目 ○阿炎(突き出し)鶴竜●(12日・ドルフィンズアリーナ)

 前頭3枚目・阿炎が恩返しの金星を挙げた。結びで3連覇を目指す横綱・鶴竜を突き出しで下す殊勲の白星。阿炎の金星は先場所の白鵬に続き2場所連続2個目だが、今回は幕下時代に付け人を務め、多くを学んだ横綱からの意義深いものとなった。新大関・栃ノ心と関脇・御嶽海は初日から5連勝。幕内200勝を挙げた前頭6枚目・遠藤、大関・高安ら7人が1敗で追う。連敗の鶴竜は2敗に後退した。

 阿炎を一躍、有名にしたのがテレビインタビューの受け答えだ。白鵬から初金星を奪った先場所は「お母さんに報告したいので、もう帰っていいですか?」と自ら途中で切り上げて話題となった。明るい口ぶりの一方で、金星報告の電話口で号泣する母の声には「俺も泣いちゃった」と明かした。

 孝行息子は鋼のような肉体でいて涙もろい。鶴竜戦後のインタビューについて「今回はちゃんとやりましたよ。(母には)報告しますけど」と真面目にやり切ったが、実は泣くのを必死にこらえていた。人間臭さもまた、ファンを魅了する一面だ。

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