鶴竜の日本国籍取得に井筒親方が意味深発言「秘めた目標がある」

スポーツ報知
鶴竜の休場理由を説明する井筒親方(カメラ・能登谷 博明)

◆大相撲名古屋場所6日目(13日・ドルフィンズアリーナ)

 横綱・鶴竜が右肘関節炎により名古屋場所6日目の13日から休場した。昨年九州場所以来10度目。稀勢の里、白鵬に続き3横綱全員が不在となったのは貴乃花、3代目若乃花、曙の1999年春場所以来19年ぶりで、昭和以降5度目の異常事態だ。横綱の不在は一人横綱の朝青龍が3日目から休んだ2006年夏場所以来。

 鶴竜の休場を説明した井筒親方が意味深な発言を残した。「秘めた目標がある。(1歳の)下の男の子が分かるまでやりたいでしょう。もう一つはみなさんもおわかりでしょう。まだ頑張りたいということですよ。力士ですから少しでも長くやりたいでしょう」と引退したくない弟子の思いを代弁。モンゴル出身の鶴竜は、年寄名跡を襲名する条件となる帰化を希望して申請途中という話もある。春場所の優勝一夜明け会見で、日本国籍取得について「今の気持ちは半分半分じゃないですか」と話していた。

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