栃ノ心、7日目から休場 新大関の休場は2000年夏場所の武双山以来

スポーツ報知
6日目、玉鷲に敗れた栃ノ心

 大相撲の新大関・栃ノ心(30)=春日野=が名古屋場所7日目の14日から休場することになった。栃ノ心の休場は17年初場所以来7度目。7日目の相手、前頭筆頭・正代(時津風)は不戦勝で、今場所の十両以上の休場者は5人となった。

 6日目の小結・玉鷲(片男波)との一番に小手投げで初黒星を喫した時、右足親指を痛め「右母趾MP関節側副靱帯(じんたい)損傷で約1か月間の休養、加療を要する」との診断書を提出した。

 新大関の休場は2000年夏場所の武双山(現藤島親方)以来で昭和以降では10人目となる。

 3横綱1大関が休場したのは貴乃花、曙、3代目若乃花の横綱と当時新大関だった千代大海が休んだ1999年春場所以来19年ぶり。夏場所後に欧州出身では3人目、ジョージア出身初の大関に昇進したが、その初陣はほろ苦いものとなった。

 栃ノ心の師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)「勝つ負けるよりも相撲が取れる状態ではない。右足の親指の裏が腫れている」と話していた。

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