朝乃山、9日目で自己最速勝ち越し「あしたからも頑張ります」

スポーツ報知
石浦(左)を押し出しで下し、1敗を守った朝乃山(カメラ・豊田 秀一

◆大相撲名古屋場所9日目 ○朝乃山(押し出し)石浦●(16日・ドルフィンズアリーナ)

 西前頭13枚目・朝乃山(24)=高砂=が東前頭15枚目・石浦(28)=宮城野=を押し出しで下し、9日目に自己最速で勝ち越しを決めた。

 立ち合いで石浦を突き放し、左まわしを狙う石浦を寄せ付けず一気に押し出した。インタビュールームで勝ち越しに「前に進めているので、白星につながっている」と勝因を分析し「体も動いているのであしたからも頑張ります」と気持ちを引き締めた。

 朝乃山は4日目に西前頭15枚目・竜電(27)=高田川=に敗れたが、その後5連勝。10日目は東前頭16枚目・北勝富士(26)=八角=と対戦する。4勝5敗と黒星が先行した石浦は、東前頭13枚目・栃煌山(31)=春日野=と顔を合わせる。

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