豪栄道、7度目のカド番を脱出し「とりあえずホッ」

スポーツ報知

◆大相撲名古屋場所11日目(18日・ドルフィンズアリーナ)

 豪栄道は、初顔合わせの大翔丸との土俵際の投げ合いを制して勝ち越し。7度目のカド番も脱出し「とりあえずホッとしました」と胸をなで下ろした。先場所の休場の要因となった左足首のけがを抱えるが「細心の注意を払って」土俵に上がり続けて4連勝。師匠の境川親方(元小結・両国)から「番付の重みを見せてほしい」とハッパをかけられ「師匠の言う通り。まだ4番ある。これからが大事」と逆襲を誓った。

 昨年秋場所は同じ11日目まで1敗で首位に立っていながら、3差をつけていた横綱・日馬富士にひっくり返されて優勝をさらわれた。今度は逆の立場として3差で首位の御嶽海を追う。16年秋場所では史上初のカド番全勝Vを達成。今回も優勝すれば史上初となる2度目のカド番優勝だ。大関の意地を見せつける舞台は、整いつつある。

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