豊山が結びで大関・高安を破り11勝目…千秋楽は優勝の御嶽海と「相撲人生でも大事な一番」

スポーツ報知
高安(右)を押し出しで破る豊山(カメラ・能登谷 博明)

◆大相撲名古屋場所14日目 〇豊山(押し出し)高安●(21日・ドルフィンズアリーナ)

 西前頭9枚目・豊山(24)=時津風=が結びで、西大関・高安(28)=田子ノ浦=を押し出して11勝目を挙げた。

 14日目までV争いに絡んだが、取組前に1敗だった御嶽海が勝ち、逆転優勝はならなかった。それでも、「自分のことだけを考えた」と鋭い出足で大関を圧倒。3横綱1大関が休場した名古屋場所を盛り上げた。

 今場所は、取組後に焼き肉とビール1杯でひと息つくのがルーチン。「今夜は気持ちよく飲めるでしょうね」と話した。

 千秋楽は優勝の御嶽海と胸を合わせる。同世代ライバルでもあり「相撲人生でも大事な一番になる。しっかりと準備をして臨みたい」と最後は表情を引き締めた。

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