八角理事長「横綱、大関の休場は誠に遺憾」…千秋楽あいさつ前に黙とうささげる

スポーツ報知
西日本豪雨で犠牲になった人に対し、場内の観客と共に黙祷する八角理事長(中央)と幕内上位力士

◆大相撲名古屋場所千秋楽(22日・ドルフィンズアリーナ)

 千秋楽恒例の日本相撲協会あいさつが十両取組途中で行われた。八角理事長(元横綱・北勝海)と東大関・豪栄道(32)=境川=、西大関・高安(28)=田子ノ浦=以下の役力士が土俵に上がった。

 本来ならば理事長の横に横綱と大関が並ぶが、東横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が初日から休場し、東横綱・鶴竜(32)=井筒=と西横綱・白鵬(33)=宮城野=、新大関・栃ノ心(30)=春日野=も途中休場したため、豪栄道、高安と東関脇・逸ノ城(25)=湊=、昨日初優勝した西関脇・御嶽海(25)=出羽海=が横に立った。

 あいさつの前に西日本豪雨の被害者に黙とうをささげた。八角理事長は「ひとえに皆様の温かいご支援、ご声援のたまものと衷心より御礼申し上げます」「横綱、大関の休場は誠に遺憾ではございますが、各力士は白熱した相撲でご期待にお答えできたものと存じます。今後も土俵の充実に邁進する所存でございます」などとあいさつした。

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