碧山が4日連続の申し合い…夏巡業で“無双”状態

スポーツ報知
申し合いの合間に水を飲む碧山

 大相撲の夏巡業4日目が1日、石川・小松市で行われた。幕内・碧山(春日野)が4日連続で申し合い稽古に参加。幕内・遠藤(追手風)、貴景勝(貴乃花)、朝乃山(高砂)を3連続で寄り切るなど3勝1敗だった。

 この日は4番のみだったが、初日(岐阜・大垣市)の5連勝から始まり、2日目(滋賀・大津市)は11連勝、3日目(福井・勝山市)は9連勝し、強烈な突き押しで夏巡業では主役級の存在感を示してきた。

 土俵下で見守った師匠・春日野巡業部長(元関脇・栃乃和歌)も「碧山? 痛いところもあるみたいだけど、元気にやってくれているよ。まだ巡業は始まったばかりだからこれからだ」と弟子の奮闘に期待を寄せた。

 痛みの残る両足かかとにはクッション素材をテーピングで固定。患部のケアも万全だ。碧山は「今日は疲れていたからあまり相撲は取らなかったけど、自分の体と相談しながらやれている。けがに気をつけてこのまましっかりと調整していきたい。また(15年初場所以来の)三役に戻りたいね」。7月の名古屋場所は東前頭11枚目で勝ち越した。秋場所(9月9日初日・両国国技館)での飛躍へ準備は怠らない。

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