貴景勝が22歳の誕生日「デレッとしている暇はない」

スポーツ報知
22歳になった貴景勝は報道陣から贈られたケーキにかぶりつく

 大相撲で幕内最年少の貴景勝(貴乃花)が、長野市で夏巡業が行われた5日に22歳の誕生日を迎えた。

 「毎年巡業…。いつも通りの生活ですよ」と特別感はなし。それでも報道陣からケーキを贈られるとガブリとかみつき、埼玉栄高の先輩の幕内・大栄翔(追手風)からWピースで22歳の祝福を受けた。

 名古屋場所では10勝を挙げて三賞候補にも名前が挙がった。秋場所(9月9日初日・両国国技館)では今年初場所以来の三役復帰が濃厚。上り調子の中で迎えた誕生日だが、「22歳って小さい頃は『どうなってるんやろ』と思っていたけど、こんな早く来るとは…。時間はあっという間。相撲人生、力士生命も気づけば25歳、28歳になる。デレッとしている暇はないな」と自分を戒めた。

 大学生なら就職活動をして社会に出る準備をしている年齢。「大学に行こうかと思った時もある。ただ人生には選択がある。人がどう、ではなく自分は相撲で頑張ればいい」と力士としての道を貫くことを改めて誓った。

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