右膝痛の白鵬が夏巡業から離脱、手術も選択肢

スポーツ報知
稽古で白鵬(右)は勢に水をつけられる

 大相撲の横綱・白鵬(33)=宮城野=が8日、右膝痛の治療に専念するため夏巡業から離脱した。東京都内の青山学院大で行われた巡業に参加するも、朝稽古は軽く動いただけ。横綱土俵入り後に病院へ向かった。

 7月の名古屋場所で痛めた患部は思うように回復せず、痛み止めにも頼っていたが「ファンが喜んでくれたら」と、巡業には7月29日の初日から加わっていた。

 「明日(9日)抜けて、あさって(10日)に戻ってきたい」と早期の再合流に意欲を示しつつ、「検査は名古屋場所中にやったが、ずっと違和感がある。今の治療が合っているのか、最新の治療にするのか、手術するかもしれない。まだわからない」と複雑な心境をのぞかせた。

 9日の巡業は茨城・龍ケ崎市で行われる。「後は2横綱に託してね。稀勢の里は茨城(出身)だから」と申し訳なさそうだった。

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