芝田山親方が秋場所の新らたなファンサービスをお披露目…キッズコーナーは5倍に拡大

スポーツ報知
カプセル入りのマスコットを手に笑顔でアピールする芝田山親方

 日本相撲協会の芝田山総合企画部長(元横綱・大乃国)は7日、大相撲秋場所(9日初日・両国国技館)での新企画を報道陣に“お披露目”した。

 国技館地下1階の大広間にキッズコーナーが新設。この夏休みに銀座三越で開催され好評を博した「リトルツリーパーク」を手がけたリトルツリーの協力で両親と観戦に来た子供たちが遊べる空間を設けた。「お子さんを連れてきて相撲を見に来れる。(八角)理事長の肝いりの企画です」と芝田山部長。おもちゃなどは木製で統一されており、子供たちが退屈しないスペースは夏場所までは大広間前に設置されていた授乳室などを拡大。約5倍の広さにバージョンアップしている。

 記念撮影コーナーでは、「横綱・大関」「御嶽海と」「阿炎と突っ張り」の3種類の新フレームが登場。撮影してフォトカードとして持ち帰れる。またカプセル大相撲では協会人気キャラクター・せきトリくんコスチュームの中に全5種類の関取フィギュアを用意した。さらにシークレットキャラも準備。「角界きってのスイーツ好きで有名なあの親方がまさかの登場…!」という、うたい文句に芝田山親方は「さて誰でしょう?」と思わずネタバレする一幕も。

 初日から錦絵や3横綱3大関がプリントされたはがき(1枚150円)を、相撲博物館内、国技館に隣接する両国広小路の「Oh! 相撲市」で販売する。

 スイーツ親方として認知されている芝田山部長の持ち味を生かしたのが、「敬老の日限定! スイーツ付き記念撮影4人マスC席」の特典として用意した同親方がチョイスしたスイーツの詰め合わせ。「バームクーヘンは日本3大バームクーヘンだと自負しています」(芝田山親方)という自信の品だという。

 横綱・稀勢の里(田子ノ浦)が進退をかけて出場し、関脇・御嶽海(出羽海)が大関取りに挑む本土表だけでなく、国技館内でも相撲を楽しめる趣向がさらに充実した格好となった。

スポーツ

×