4場所ぶり出場の稀勢の里、勢を万全の横綱相撲で下す

スポーツ報知
稀勢の里(左)が寄り切りで勢を下す(カメラ・相川 和寛)

◆大相撲 秋場所初日 ○稀勢の里(寄り切り)勢●(9日・両国国技館)

 4場所ぶりに出場した東横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が東前頭筆頭・勢(31)=伊勢ノ海=を下し、新横綱場所の2017年春場所以来となる初日に白星を挙げた。勢を立ち合いで左を差して前に出ていき、寄り切った。稀勢の里には、出場した場所では4連敗中で、全て途中休場に追い込まれてきた“初日のジンクス”があったが、それを打破した。

 稀勢の里が「初日1勝」を挙げた昨年春場所は、白星スタートから12連勝している。終盤のけがで2敗はしたが、痛みを押しての決定戦で当時大関の照ノ富士(伊勢ケ浜)を下して優勝した。

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